STAVE BUBINGAドラム・キットと共に関西の音楽シーンに新たな歴史を刻むライブハウスGABU

ライブハウスGABU

関西のバンドマン、ミュージシャンにとって欠かせない存在となっている「スタジオ246」。大阪に6店舗、神戸、京都に各1店舗ずつを展開し、オープンから35年間、バンドマンたちからの厚い信頼を得ながら、関西の音楽シーンを支えてきた老舗のスタジオです。
そして2017年8月、スタジオ246がついにライブハウスを立ち上げることになり、話題を呼んでいます。
大阪市内でも屈指のミドルキャパシティー、そして関西トップクラスの音響システムを誇るその「246ライブハウスGABU」に、カノウプスのSTAVE BUBINGA(ステイヴ・ブビンガ)ドラム・キットが導入されることとなり、早速、スタジオ246/GABUを運営する株式会社ワイドウィンドウズ スタジオ部長の青木文彦さんにお話を伺いました!

ライブハウスGABU
ライブハウスGABU246ライブハウスGABU
2017年8月9日オープン!
http://widewindows.com/gabu/
〒532-0024 大阪府大阪市淀川区十三本町淀川区十三本町1丁目7-27サンポードシティビル4F
TEL:06-6305-2246

関西ではバンドマンのみなさんに広く知れ渡っている「スタジオ246」を運営されてきた中で、今回初めてライブハウスを立ち上げることになったきっかけは?
実はライブハウスをやりたいというのは僕らにとってもずっと昔からの夢で、お酒を飲むたびに話していたんですよ(笑)。それで、これまでもいろんな候補地があったんですけど、なかなか現実的な条件ではなかったんです。そんな中、スタジオ246JUSO(大阪・十三)の隣でずっと空いていた物件が、条件的にすごくいいということがわかって、ならばここでやるしかない!という気持ちに向かいました。

僕らも個人的にライブハウスにはもちろん出たこともありますし、だいたいどういうものか分かっているんですけど、事業としては初めての展開なので、すごくドキドキしながら、手探りの状況でした。でも、夢をかなえるためにイチからやってみようと。

ライブハウスGABU
▲オープンに向けて作業中のホール内、細かいサウンドチューニングが行われていた。

東京や関東にもスタジオ246の名前は知れ渡っていて、「こだわりがある」「一本筋が通ったコンセプトがある」スタジオだという声をよく聞きますが、今回のライブハウスに対してのコンセプトは何かありますか?
基本的にはライブハウスも、スタジオと同じようにミュージシャンの方々がお客さんというふうに僕らは捉えていまして、出て頂く演者の方々がどれだけ気持ちよく演奏できるか、という部分に焦点をあてています。

ミュージシャンの方々はやはり音に対して敏感ですし、そのような方たちに満足頂けるためにはどういった機材が必要かというのは、一切妥協せずに作りあげてきました。

今回サウンドと照明のパートナーとして甲子社さん(株式会社 甲子社エイ・ブイ・シー)に一緒にやってもらったんですが、各メーカーの様々なスピーカーやアンプを試させてもらっていると、甲子社さん含めみんなが「スゴイ!」と思うものに出会うんです。満場一致でそのように感じるものがあれば、それを選ばないわけにはいかないよね、という感じでチョイスしていきました。
スピーカーやアンプだけでなく、もちろん楽器についても、あらゆる機種を比較して、最後の最後までどれがいいのかチョイスに時間をかけました。

そこまで音にこだわって時間をかけるというのも今の時代なかなかないと思いますが、その中でカノウプスのドラムセットを選んで頂きありがとうございます! その一番の要因は何でしょうか?
音の鳴りという部分では、スピーカーから出る音っていうのはある程度調整はできると思うんです。そういう意味で、「鳴りすぎない」ドラムセットっていうのは、チョイスとしては考えられる方向性ではあったんです。そこまで鳴りすぎないもので、エンジニアが出音を調整するっていう方向性。
でも、僕らはもうちょっとリッチな音を目指したほうがいいのではないか、生音でいい音、気持ち良い音を出したいという思いがありました。GABUは最大500人というキャパなので、年齢層としては若いというよりも少し上になるのかな、というのもあります。

「生音が鳴りすぎず、コントロールしやすい音」か、「ドラマーが気持ちよく思える生音」か、ドラムセットをいろいろ試しながら考えたんですけど、やっぱり「生音が気持ちいい」っていうことが一番だね、という結論に至りました。カノウプスのステイヴ・ブビンガは、圧倒的な音鳴り、響き、ローの質感で、もうこれしかない!と選ばせて頂きました。GABUで実際にセットを鳴らしてみたところ、何も調整していない状態でもめちゃめちゃ鳴っている、という印象がありましたね。

▲青木さんご本人と導入されたCANOPUS STAVE BUBINGAのセット

 

カノウプスとしては、ステイヴ・ブビンガのドラム・セットがライブハウスに導入されることは初めてで、これからのGABUの展開に非常に期待を抱いており、楽しみにしています。
今回生音が良かったという評価を頂きましたが、改めて、ライブハウスという場所でドラムというのはどうあるべきだとお考えですか?
まず、基本的にギターアンプ、ベースアンプは持ち込みが多いのに対して、ドラムの場合はライブハウスのドラムセットを使う機会が多いと思います。中堅クラス以上になるとドラムを持ち込むバンドも増えますが。それで、そのドラマー達に納得してもらうものにしたいっていう気持ちでドラムセットだけは結構考えましたね。ギターアンプ、ベースアンプ、キーボードは、みんなの頭の中に「これでしょう」っていうのが最初からあって、試した結果やっぱりその通りにいったんですけど、ドラムだけは最初からずっと悩んでいて、どれにしようかいろいろ考えましたね。
それでは最後に、ライブハウスGABUからみなさんへ一言お願いします。
ライブハウスとしては関西では少し大きめのハコになります。演奏者の方が満足できるよう、僕たちも頑張りますので、本当にいろんなアーティストに使って欲しいと思っています。使って頂くミュージシャンの方が気持ちいいと感じることで、それが自然とオーディエンスの方にも伝わると思っています。
キャパシティーは500人ですが、必ずしもその規模でないといけないというわけではなく、100人でも少人数の規模でも可能です。気軽に使ってもらえるよう、ホールのレンタル料金もリーズナブルにしてありますので、まずは是非一度足を運んでもらえたらと思います。


▲246ライブハウスGABUの楽屋、仕切りがありそれぞれに洗面所が常設されている。

▲シャワールームも常設。

 
 


バンドマンにとっては普段の練習からレコーディングまで欠かせない存在として、35年間支持され続けてきたスタジオ246が、満を持してオープンするライブハウスGABU、非常に楽しみですね!
エンジニアの方からのレポートも後日掲載予定です。

こけら落としとなる8月9日(水)のオープニングパーティーでは、カノウプスのエンドーサーであるTAROW-ONEさん(韻シスト)も出演!
関西の音楽シーンに新たな歴史を刻むライブハウス誕生の瞬間をお見逃しなく!

[one_half] [/one_half] [one_half last=”yes”] GABU OPENING PARTY
act: / 韻シスト / Rickie-G / jizue
OPEN:18:00 / START:19:00
前売3,500円(1D別)
豪華3組よるオープニングパーティー!246GABU誕生の瞬間、最高なライブの瞬間を![/one_half]

246ライブハウスGABU 導入ドラムセット
CANOPUS STAVE BUBINGA
22″x17″BD / 10″x8″TT / 12″x9″TT / 13″x10″TT / 16″x16″FT