商品説明
現代風にリアレンジされたマホガニーサウンド
現代のドラムに要求されるのは、大編成、あるいは何度も重ねた音の中でいかにはっきり聞こえるか?より遠くへ飛ぶか? ということ。 つまり「より目立つ音」が求められています。 言い換えるなら、ドラムの役割が「リズムをたたき出すこと」に特化されてきていると言えます。 それに対し、多くのミュージシャンそしてリスナーが愛してやまない60年代のロックドラムサウンドは、小編成かつ大音量の中でいかにバンドの中心として確実なビートをたたき出すか? また、どんなに過激なフレーズをたたいても曲を邪魔しないか? それほど太くバンド全体を包み込むサウンドと信頼が要求されたのです。 すなわち「バンド全体のアンサンブルの要」としての役割も要求されていたのです。
現代のドラムサウンドを「点」としてとらえられるならば、マホガニードラムのサウンドは「面」としてとらえられる音質と言えます。 その太くふくよかなサウンドは、バンド全体にあたかもストリングスやオルガンの入ったような音の厚みを持たせることができます。
マホガニー+ポプラ+バーチの6plyにメイプルRFのシェル構成で、エッジトップに当るPlyにバーチ材を配置することで、音の輪郭をはっきりさせました。NV60-M2が60年代のサウンドレプリカに特化したのに対し、このマホガニードラムは60年代のサウンドテイストに現代のサウンドキャラクターを付加したものと言えるでしょう。