R.O.F. PROJECT

最深部への挑戦

60〜70年代、垂涎の的だった”あのメタルスネアの音”の再現

60年代、70年代プロアマを問わずドラマーの誰からも垂涎の的であったメタルスネア、”あのスネアドラムの音”の再現に挑戦するプロジェクトの始動です。
楽器の域を超えたそのサウンドは、ライブ、レコーディングを問わずロック、ジャズ、ブルース、ポップあらゆるジャンルの音楽の中にとけこむ魔法のサウンドとして今なお愛されています。

神秘のベールに包まれた”アルミ合金”の真実に迫る

アルミ合金であるにもかかわらず様々な製造上のミステリアスな噂まで語られ今もなお神秘のベールに包まれたそのスネアドラム。　そのサウンドの再現に様々なメーカーやドラマーが挑戦しましたが、未だかつてその音を超えたものはありません。
カノウプスは、そのドラムの神秘のベールを一つ一つ剥がしながら真実に迫り、”あのサウンド”の再現を試みるプロジェクトを開始します。

ROF PROJECT #4

ROF projectがスタートした理由は、往年のあのサウンドを忠実に再現すべか、往年の音に現在の感覚を加えるかをドラマーに直接判断を仰ぐ機会を持つということでした。
これまでのプロジェクトの結果から音色的にはややこもった感のするあの音色は、スピードやインパクトを要求される現代音楽の中にあっても重要な要素であることがわかりました。これらの音色を維持するためには形状的な問題は往年の構造を維持すべきという結論に至り、材質や厚さ、ラペルサイズ等について検討し、それぞれに個性を持ったサウンドのROFを構築してきました。
しかし、深さに関しての考察は未だに結論に至っていません。スネアドラムの標準胴とされる深さがなぜ5”や6.5”なのか？ラジオキングになぜ7”があるのか？ドラム作りにおいてこれらのサイズが採用された理由が明示されている資料はありません。
そんな観点から今回のR.O.Fは、形状でなく深さでスピードやインパクトを実現すべきだという結論に達しました。
カノウプスが考える6”x14”のサイズの提案です。