水野泰宏[SABER TIGER]さんのスタイルにハマるType-R!

水野泰宏 Yasuhiro Mizuno

札幌を拠点に活動するヘヴィ・メタル・バンド、SABER TIGER(サーベル・タイガー)は、1981年に結成、数々の歴代名ドラマーの在籍でも知られるようにシーンを代表する伝説的なバンドである。そのSABER TIGERに2010年加入、アグレッシヴなドラミングで鼓舞しているのが、ドラマー、水野泰宏さんです。水野さんに現在ご愛用いただいているType-Rのウッド・スネア・ドラム“BULLET”について、お話をうかがいました!

水野泰宏 Yasuhiro Mizuno
愛用Type-Rのスペック
今、僕が使っているのはMTR-1455-PHです。14”×5.5”、プレス・フープ仕様で、色がガン・メタリック(Gun Metallic)、パーツもブラック・ニッケルです。まずカラーについては、僕のドラム・セットの色が“マットブラック”なのでそれに近い色ということでガン・メタリックにしました。パーツのカラーも同じ理由になります。サイズは、もともと5“や5.5”というサイズが、音の立ち上がりが速い印象もあって好きなんです。

Type-R[タイプR] MTR-1455-PH-BN-GM

ロック魂を感じる音
ある日、カノウプスの方から「今回、ロック仕様の、僕にピッタリな新製品が出たからぜひ試して見てくれ」という連絡をいただきまして(笑)。もともとすごく気になっていたスネアだったので、ぜひ!ということで使わせていただきました。普段は、カノウプスのMO-1455が特に気に入っていて使っているんですが、同じメイプル材、ましてや同じ10プライでここまで、まったく違う音になるのか!とビックリしました。とにかく硬い印象で、金属のスネアと言われても気づかない人がいるんじゃないかと思うくらい“ロック魂”を感じる音です。いい意味で“ピーキーな音”というイメージですね。そして大音量で鳴り、“突き抜ける音”です。
プレス・フープでもここまでパワフルに鳴ってくれる!
SABER TIGERの音楽とも、もちろんバッチリです。バンド・サウンドがかなり極悪なのですが、その中でもしっかり存在感のある音で鳴ってくれます。僕のドラミング・スタイルとの相性ですか? もちろん合っているのではないでしょうか。僕のスタイルだと割とフル・ショットで演奏し続けることが多いので、ダイキャスト・フープだと手が痛くなったりするのですが、プレス・フープでもここまでパワフルに鳴ってくれるので、とても叩きやすいですね。今後は、特にレコーディングで使いたいですね。それも速い曲で。

あと、ちょっと相談させていただいたのですが、レッド・ロックが(上下)3ヵ所だけだと緩んできてしまって、ライヴ中にボルトを締め直すということがありました。この点が改善されればさらに良いのではないかと思いますね。

水野さん一押し! ヘヴィ・メタル、ハード・ロックでも抜群の存在感を発揮するType-Rの“BULLET”スネア・ドラム。ぜひお試しください!