50年代サウンドというキャッチフレーズが先行していたので試打するまでは自身の勝手なイメージで必要以上にファット、スナッピー音が横に拡がるバサッとしたサウンドのイメージでした。
しかし叩いて見た瞬間「裏切られた!」さすがカノウプスですね!!見事に50年代ヴィンテージサウンドを再現するという軸で現代スネアにはない現代のスネアを創りあげてくれました!!
Maple+Gum 3ply Shellとブラスストレートフープの効果が分かりやすいぐらい、このNV50-M1の個性を創り上げています。
中域から低域の成分が適度に出ているのがたまりませんね!私のイメージですが最近のスネアは高域の抜けは抜群なのですが、もう少し中域、低域があれば…みたいな不満がありました。しかし、このNV50-M1はその不満を見事に解消してくれています。独自のエッジの加工もこの効果を生んでるんだと思いますね。
後、アンサンブルの中での存在感が素晴らしい!
単体では良い音なのにアンサンブルした時に欲しいところの成分が失くなる…ということがありますよね?でも不思議なぐらいこのNV50-M1は私が試した環境では皆無でした。ハードな音楽でもダイナミクスを極端に表現する音楽でもオールラウンドに使用できるスネアだと思います。
間違いなく私は所有したい1台!!
お世辞抜きで素晴らしいスネアです!!