3P-1455BA

ホワイトアッシュは1950年代中頃まで、フェンダーギターに多く使用された材で、強いアタック音と音の立ち上がりが早い性格を持っています。
比較的硬質な材で加工がしづらい為、近年ではあまり楽器に使用されなくなってきました。
しかし、野球のバットに使用される等、硬さと弾力のバランスに優れた材と言えます。
カノウプス独自のエッジシェイプ技術で仕上げたそのサウンドは、乾いたショートサスティーンで低域に張りがあり、オーバーダビングの多い現代ミュージックシーンにおいて、音間をスネアサウンドで埋める際にも効果的な発音をします。
また、長年使い込んだ錯覚に陥るほどドライで抜けの良いサウンドを得られる為、レコーディング等でもビンテージライクなサウンドを楽しむことが出来ます。主張の強いダイキャストフープにかわり、2.3mm厚のプレスフープを使う事により、金属音を抑え、アッシュ材の音色が更に際立つサウンドに仕上がりました。
さらに、密度が高く固めな材ですが、導管が太いのも特徴で、着色すると美しい木目が立つのも魅力一つです。