東京を拠点に活動するマルチなドラマー兼パーカッショニスト。米国カリフォルニア州ロサンゼルスのアズサ・パシフィック大学にて打楽器演奏の学士号と修士号を取得。
マーク・コンバース、アラン・ワディントン、マイク・パッカー、ドリュー・ヘムウォール、黒田芳幸、ビル・シュリット、レイナー・キャロル、ラルフ・ハンフリー、ピーター・アースキンなど、国内外の著名なミュージシャンに師事し、演奏技術と音楽表現の幅を広げる。
学位取得中からロサンゼルスおよびオレンジカウンティでプロとして活動を開始。ミュージカル、ビッグバンド、ジャズコンボ、オーケストラ、教会演奏、スタジオレコーディング、クルーズ船バンドなど、幅広い現場で経験を積む。2010年から2014年にはホーランド・アメリカラインおよびプリンセスクルーズにおいて、ショー/パーティーバンドの専属ドラマーとして世界各地を巡業。
2014年に日本へ拠点を移し、演奏活動と教育活動を並行。現在は、自身のレッスンプログラム「Orquis Drum Academy」を主宰するほか、サンモール・インターナショナルスクールおよびラグビースクール・ジャパンにてドラムセット、パーカッション、パーカッションアンサンブルの指導を行っている。
演奏キャリアにおいては、ドラマーとしてグラミー賞受賞シンガーのMelissa Manchesterをはじめ、Clint Holmes、Linda Ederといった米国シンガーのライブをサポート。NERD ROCK、Good Times Band、IZMATIC、Jazperなど、ローカルシーンを中心とした多様なアーティストとの共演も重ねてきた。また、パーカッショニストとしてはSEKAI NO OWARI(2017年ドーム&アリーナツアー)やK-POPグループBTOBとの共演経験を持つ。
テレビやオーディション番組出身アーティストでは、アメリカンアイドル(シーズン1)のEjay Day、アメリカズ・ゴット・タレント(シーズン4)のDrew Stevyns、Xファクター UK(シーズン3)のMacDonald Brothersらとの共演実績がある。
クラシック分野では、Redlands SymphonyやIdyllwild Festival Orchestra(ディズニーホール、UCLAロイスホール)、Los Angeles Chorale(K-Mozartラジオ出演)に参加し、オーケストラおよび合唱団との共演も経験豊富。
また、ミュージカル作品にも多数出演。『レ・ミゼラブル』『ウエストサイド物語』『エビータ』『ジョセフ』『キャバレー』『ユリタウン』『ワンス・オン・ジ・アイランド』『シー・ラブズ・ミー』『オリバー!』『フットルース』などにドラマーおよび打楽器奏者として関わってきた。
近年では、作編曲家としても活動の幅を広げており、ゲームおよび映像作品への音楽提供も行っている。代表的な作品として、『マーセナリーズ リバース』『マーセナリーズ ラメント』『クロステイルズ』(いずれもNintendo Switch/PS4/Steam)などのゲーム音楽の作曲を担当。また、映画作品『新 デコトラの鷲』および『お終活』ではアシスタント作曲家として参加している。