製品詳細
バーチのイメージを一新する「枯れ」と「ふくよかな音」
カノウプスが考える理想のサウンドを提示したR.F.Mシリーズは、多くのドラマーから熱狂的な支持を得ました。しかし、楽器というものは歴史的にみても奏法や楽曲、そして時代の流れとともに様々な変化を遂げてきています。いくら製作者が絶大な自信を持って作り上げた楽器であっても、常に新たな要求が生まれてくるのです。その流れは、当然のように当社にもやってきました。ハードロックやファンク系のドラマーから出てきた「縦に抜ける音が欲しい」という要求……これが次のドラム製作のキーワードになりました。
まず、音が縦に抜けるようにするために、シェル構造はレインフォースメントのないものに決定。材質も様々なものを取り寄せて研究を重ねた結果、バーチ材がロックに適していると結論付けました。そしてプライ数の決定、エッジ角度の調整など様々なトライ&エラーを繰り返し、これまでドラマーが抱いていたバーチのサウンドイメージを一新する衝撃的なキャラクターを備えたバーチシリーズが完成したのです。また、採用したバーチ材の密度が従来のものと比べて「粗」であったことや、成型時の圧力が若干弱かったという偶然も、今までのバーチにない「枯れ」や「ふくよかな音」の実現につながったことは我々にとって非常に幸運なことでした。
こうして生まれたバーチシリーズは、メイプルとはひと味違うずっしりした低音の伸びや、パワフルで粘りのあるサウンド、そして何より「縦に抜ける」という命題をクリアしたリリースの速さと音飛びの良さが特徴です。ロック系を中心に多くのドラマーから熱い支持を受け、ステージやレコーディングで愛用されています。
使用ドラマー/コメント
Tamaryang
[18インチバスドラム]
[14インチフロア]
芯がありしっかり鳴ってくれる。小口径でもしっかりと音の厚みがあり、出したいニュアンスに柔軟に応えてくれる印象で気に入ってます。
[16インチバスドラム]
コスパ最強だと思います!開封し、組み立てて踏んだ瞬間にCANOPUSが鳴り響きます。本当に16インチなのかと疑うパワフルなCANOPUSサウンドでありながらこの低価格。
カフェでの演奏や、持ち出して叩いたり楽しみが増えました。今度キャンプとかにも持っていこうかと思います!
ヘッドやビーター、ミュートなど色々試していこうと思います!
Pheeroan akLaff
Birch is my favorite wood for the American Drum-set. It's projection can respond to 20th Century instruments and it's resonance is mellow enough to blend with ancient instruments. The Canopus artisans bring out the most musical resonance in birch I have heard.
BirchはAmerican Drum-setに向いた私の好みの材です。
その音の抜けは20世紀の楽器に対応しているし、その響きは古楽器にもよく調和するほど甘美。
Canopusの職人技が私が聞いたBirchのうちで最も音楽的な響きを引き出している。
玉田豊夢(100s / 小谷美紗子)
一発に魂を込めた音も、タムやバスドラを絡めたコンビネーションプレイも余裕の鳴りで応えてくれる。音の暴れ具合が実に気持ちいい。
江藤良人
新しい太鼓なのに、'60頃のVintageサウンドがする。
不思議やけど、コレ好きやな。
佐野康夫
クリーンな部分にガッツが加味された音。いい意味でのアクや粗さが感じられて、個人的にとても好きな音ですね。従来のバーチのドラムより優秀な感じがします。
Tutty Moreno(Joyce)
When I was very young, I enjoyed listening to the Blue Note jazz albums.
The great drummers of the era, my heroes, sounded so wonderful. When I grew up, I always looked for an instrument that would sound as great as theirs.
Now, I can finally say that there is an instrument with that great sound, but with a unique personality.
That great sound and much more! I am proud and happy for me and for Canopus.
私が若かりし頃、ブルーノートのジャズアルバムを聞くのが大好きでした。
その時代のすばらしいドラマー達は、私のヒーローでもあり、最高な音を奏でていました。
成長するにつれて、常に彼らの音に近づける楽器を探していました。
ようやく今ここに、ユニークな音色をだすその当時の最高な楽器がありますと言えます。
本当にすばらしい音です!カノウプスを誇りに思いますし、とても幸せを感じています。
河村 "カースケ" 智康(the bond)
音がストレートに大きいのが印象的で、ダーンと抜ける感じ。他社のバーチとは全く違う域にある音だと思う。手に入れてから時間が経つにつれて、より「鳴る」ようになってきているので、これからさらに楽しみですね。
SASSY
メイプルと同じく生音が気持ちいいというのが第一印象で、バーチの場合はアタックがより明確に出てくる感じ。そして「鳴り」もちゃんとついてくる。ライブでも埋もれないし、Recでも細かいフレーズを忠実に拾ってくれますね。
YOSHIAKI(175R)
ガッツリした男らしい感じのサウンドで、「バーチってこんな音がするんだ!」と衝撃を受けました。バンドでやってる曲も激しいものが多いので、このストレートな音はすごく合いますね。