魅力と秘密が満載のDVD『佐野康夫 ドラムレコーディングの流儀〜プロの現場のシミュレーションから学ぶ匠の技と心得〜』を発表したばかりの佐野康夫さん。AIKOや安藤裕子、阿部真央、菅野よう子、かつてはMONDO GROSSOやORIGINAL LOVE、古内東子、AIRなどなど、日本を代表するセッション・ドラマーとして、数々の名演を聴かせてくれていますね。そんな佐野さんが、ネオ・ヴィンテージ(Neo-Vintage)シリーズの最新スネア・ドラム、NV60-M5(R60)を新たにメイン・スネアとしてチョイスしてくれました! 早速いろいろと聞いてみましょう!
僕もパワートーンは大好きで、実際にウッド(シェル)もブラス(シェル)も持っていて、もちろんウッドとブラスの違いはあるけど、基本的な鳴り方はすごく似ているんです。だから自分の中で、パワートーンのサウンドの存在意義はしっかりある。M5を聴いたときに、自分の存在意義のところにものすごく響いてきたんですね。
M5を実際に現場で使うようになったのは、DVD(『佐野康夫 ドラムレコーディングの流儀〜プロの現場のシミュレーションから学ぶ匠の技と心得〜』)の収録からですから、去年の12月くらいからですね。そこから実際のレコーディングの現場でもよく使ってます。
▲NV60-M5のサウンドもチェックできます! 全ドラマー必見です!
(ロジャース=M5は)僕にとってはオールマイティじゃないけど、好きな人にとってはオールマイティとも捉えられるんじゃないですかね。そう言うと僕は嫌いみたいに思われるかもしれないですけど(笑)、むしろ好きだから、あえていろんな現場にぶつけていきたいなと思っているんです。
中低域に威力を発揮するとは言うものの、ハイ・ピッチ気味にしても、いい意味での“いなたさ”が出て、僕はそういう感じでも使っていて、DVDのときもそれで使いましたしね。
▲NV60-M5/Blue Onyx
▲2012年に期間限定で発売された佐野康夫さんのシグネチャー・スネア。現在は製造終了。
いかがでしたか? NV60-M5の魅力と共に、佐野さんのスネア・ドラム観も非常に参考になるのではないでしょうか? パワー&トーンがウリのNV60-M5スネア・ドラム、ぜひお試しください!