■松下マサナオ[Yasei Collective, ZA FEEDO, Gentle Forest Jazz Band]
“中毒性の高い変幻自在なビート”を武器に、ジャンルレスな音楽で、ボーダーレスな活動を展開する超絶インスト・バンド、ヤセイコレクティブ(Yasei Collective)。そのリーダーであり、ドラマーの松下マサナオさんは、“これからのシーン”を牽引する重要な音楽家の一人ですね。BONNEY DRUM JAPAN、MEINL Cymbalsのエンドーサーであり、riddimスネア・ドラムの愛用でも知れるマサナオさんですが、実はカノウプスのスネア・ワイヤー、スピードスター・ベアリングをご愛用いただいているんです。さらに今回、新たに導入したばかりのセミ・ハード・ケースについて、その使用感や特徴を語っていただきました。
僕が一番いいなって思ったのは、連続して積んだときに、例えば違うファイバーとかのケースの上に置いたとしても、普通のソフト・ケースのようにズルンとズレ落ちないところですね。(打面を上にするような積み方をしたときに)上からの力にはかなり強いです。ウィーク・ポイントは、縦に置いたときに、ちょっと転がるところ。それだけですね。実際、その状態で置くことはそれほどないかもしれないですけど。ハンドルもいいですし、チャックも丈夫だと思います。
僕の場合は13”のスネアも、薄っぺらいソフト・ケースに入れて、それを14”のHARD CASEに入れるんです。湿気的にも結構軽減されますよ。車に積みっぱなしが多いので、冬でもスタジオで出した瞬間に、ものすごくウェットな感じになるんですけど(笑)、それが比較的軽減される感じです。あとやっぱりいろいろなダメージにもかなり強くなりますよ。
僕は、どのバンドも3スネアとか、ヘタしたら4スネアってこともあるので、全部がスネア・ケースだと大変になっちゃうので、フロア・タム用に段ボールの厚いやつを(仕切りに)入れてやるのを考えてます。その場合もまず薄いソフト・ケースに入れてからですね。セミ・ハード・ケースだとケース自体に厚みがあって余裕があると、それができます。
今度、ヤセイ(コレクティブ)のライヴ用に、18”×17.5”っていうバス・ドラムをボニー(BONNEY DRUM JAPAN)で作ったんですけど、このセミ・ハード・ケースなら18”×17”で入るらしいので、それを使ってみたいですね。それでワン・セット全部セミ・ハード・ケースにしちゃった方が積みやすいから、それがいいですね!
できるドラマーはケースにもこだわる! 皆さんもぜひ!セミ・ハード・ケースをお試しください! マサナオさんのセット一式のセミ・ハード・ケースもいずれご紹介したいと思います!
CANOPUS セミハードケース
http://canopusdrums.com/jp/wp2023/product/semihardcase/