まずはスネアを手にとって眺める。気になっていたストレート・フープはリムショット時のスティックとの接触面が丸みを帯びているので問題はなさそうだ!そして、スタンドにセットして、まずはスナッピーをオフにしてチューニングしてみる。“トン!”おっ!いい感じ!“トン・トン!”うん、いいね!…。そして、スナッピーをオンにして叩いてみる。“えっ?嘘でしょ? いきなりこんな音が出ちゃってもいいの?これがヴィンテージじゃなくて、新しいスネアの音なわけ?”これが第一印象。そしてセットの中のスネアとしてタムなども交えながら叩いてみる。これは確かに『あの50年代のドラムサウンドの再現!!』という紹介文に嘘はない!
「新しいスネアなのに全然新しくないじゃん!」
「いきなりこんなに練れてる音が出たら、必死になってヴィンテージ・スネアを探す必要ないじゃん!」
「よくもまぁ、こんなスネアを作ったもんだ!」
音色は粒が大きく、太くまろやか!タッチはこの上もなく心地よい!
そして、クローズド・リムショットも気持ちよく抜ける!
う〜ん、これは違いのわかるオトナのスネアですよ!
このスネアの心地よさ、ガキどもに分かってたまるか!!!