山下洋輔NYトリオのドラマーとして広く知られるCANOPUSエンドーサー、フェローン・アクラフ氏が2016年9月、岡崎(愛知県)にてワークショップを開催します。本場ニューヨークのビートとテクニックを学ぼう。
世界中の民族音楽にはそれぞれ伝統的なドラムがある。太鼓の皮をたたく行為に自己の照準を合わせ、リズムのバイブレーションを感じることで、人は色々な感情や感覚が身体を通り抜けるのを体験する。
リズムワークショップでは自分を知り、高め、楽しむための自然な表現手段として、ドラミングを探求し、20世紀の音楽に欠かせない標準的なアメリカンドラムセットについて学んでいくほか、テクニックを高める内容とベーシックなリズムレパートリーを伝授する。
Drum performance
フェローン氏によるドラムソロパフォーマンス。これを聴けるだけでも価値あり!
Rhythm Workshop
リズムワークショップ。基本的なリズム感を育てるクラスです.
スティックをお持ちの方は是非持参してください。演奏の経験は問いません。
Master Classes
中級~上級のドラマーもためになる、グルーヴやドラムソロの表現の仕方などについてもふれていき、ルーディメンツなど重要なテクニックの内容にも触れていきたいと思います。ジャズやコンテンポラリーのレパートリーにおけるドラミング。
フェローン・アクラフ (Pheeroan akLaff) drums
1955年、デトロイト生まれ。70年代、ニューヨークでジョン・コルトレーンのドラマーとして有名なラシッド・アリと出会い、大きな影響を受ける。トランペッター・コンポーザーのレオ・スミスとの共演により、国際的な舞台で活動することになる。
活動の場は多岐に渡り、オーネット・コールマン、ラビ・コルトレーン、アンソニー・デイビス、オリバー・レイク、ジェイ・ホガード、ヘンリー・スレッギル、マイケル・グレゴリー・ジャクソン、ソニー・シャーロック、ジェリ・アレン、セシル・テイラー等との共演を通して、ドラマーとしてだけでなくコンポーザー、ボーカリスト、プロデューサーとしての才能をも開花させる。いわゆる4ビートから、ロック、レゲエ、ニュー・ウェイブ、アヴァンギャルドまで叩き分け、ニューヨークで最も多才でコンテンポラリーなドラマーとして注目されている。88年7月NY「スイートベイジル」でのライブを皮切りに、山下洋輔NYトリオに参加、以降現在まで20年に渡る緊密なコラボレーションを続けている。
コネチカット州のウェズリアン大学で教鞭を取る。作品に、89年リリースのリーダー・アルバム『ソノグラム』,98年『Global Mantras』、01年発表のマイケル・ケイン(p)とのデュオ作『Brooklyn Waters』、12年「Live in Japan」14年「The Willisau Concert」などがある。
RHYTHM and DRUM CLINIC by PHEEROAN AKLAFF
ゲスト講師:フェローン・アクラフ(山下洋輔NYトリオ Drums)
アシスタント:天野雅康
- 日時
- 2016年9月22日(木)
開場 13:30 開演 14:00 - 会場
- 島村楽器イオンモール岡崎店
愛知県岡崎市戸崎町字外山38-5 イオンモール岡崎3F
TEL 0564-59-1077 - 料金
- ¥3,240(税込)要予約
- 定員
- 30名
- 予約・問い合わせ
- 島村楽器イオンモール岡崎店 (0564-59-1077)